保育実習体験談

たんぽぽ保育園

令和2年10

静岡こども福祉専門学校2年生

 

 

2週間の実習期間、とても意味のある濃い時間を過ごすことができました。私が実習を行わせて頂いた「たんぽぽ保育園」は、子どもたち1人1人に寄り添い、個々の発達段階に合わせた援助を行っていることがとても印象的で、私が理想とする保育感と、とても合っていたため、実習をしていてとても楽しかったです。また保育者間の連携もきちんと行われていて、担任をしていないクラスの子のことでもよく理解をし、気にかけていて、本当に素晴らしい園だと感じました。

 

私はこの実習を通して、伝え方の工夫1つで子どもたちの受け取り方や伝わり方は全然違うということを1番に学ぶことができました。保育者がどう工夫すれば子どもたちへ伝えたいことが伝わるのかを考えることはとても大切なことだと感じました。分かりやすい言葉を工夫して伝えていける保育者になりたいと強く思いました。

 

最終日に行った責任実習では、初めて自分が主体となって保育を行うことを経験し、保育の難しさを改めて実感しました。子どもの姿を100%予想することはできないからこそ、どんな時も臨機応変に対応できる力は保育者にとって欠かすことのできない必要な力だと感じました。また、一人だけで保育をするということはとても大変で、保育者同士の連携が、保育にとってどれだけ重要なのかということも、この責任実習を通して学ぶことができました。責任実習ど通して学んだ経験や知識は今後保育者を目指す私にとって、とても大きな成長となり、力になりました。

 

1週間、実習に入らせて頂いたうさぎ組の子どもたちは、とても元気な子が多く、個性があふれる楽しいクラスでした。保育者の先生方も、まだまだ経験も知識も浅い私へ、少しでもこの実習で吸収できるものがあるように、声を掛けてくださったり、毎日読み聞かせの経験をさせてくださったりと、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。私がこの実習で成長することができたと感じられるのは、保育者である先生方の助けや支えがあったからです。これからも、この2週間で感じることのできた感謝の気持ちを忘れずにいたいです。実習に入らなければ普段の講義などでは見られなかった子どもの個人差やパワーを、たくさん感じることができた、実のある実習ができました。今後にしっかり繋げていきたいです。